仕事のお悩みを社労士が解決します

【採用担当がおすすめ転職サービスを解説】転職活動に失敗する方の特徴も解説します!人手不足の今が転職のチャンスです!

転職活動を始めるのはいつがいいかな?
失敗すると大変だから転職に踏み切れない…

転職先はどうやって見つければいいのかな?

社労士

転職についてお悩みの方はたくさんいますよね。

「転職に失敗したら」と思うと不安になるものです。
入社後に待遇や仕事の内容でミスマッチがあったら大変です。

でも大丈夫です。タイミングと方法をしっかり学んで成功確率を上げて転職活動に臨みましょう。

私も2回転職をして現在の職場に再就職しました。

現在は待遇にも仕事の内容にも満足しています。

求人募集担当として年間100名以上対応している経験から転職をスムーズにするためのアドバイスをいたします。

皆さんの参考になれば幸いです。

目次

この時期に転職をお薦めする理由

転職のタイミングが分からない…

採用担当

人手不足のこの時期に転職活動をすることをお薦めします。

人手不足で求人数が多くなっている

有効求人倍率とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数値で、「就職のしやすさ」の目安になる指標です。

例えば、求職者100人に対して求人が200件あるとき、有効求人倍率は2.0倍となります。

有効求人倍率が1を超えている場合は理論上すべての求職者が就職できるという状態を表します。

厚生労働省は、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、
求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。

職業安定局一般職業紹介状況(令和5年8月分)について
  • 直近1年は1.3倍で安定している
  • 求職者数よりも求人数が多いので売り手市場となっている

求人募集担当としての感覚も調査と同じで、求人サイトには募集広告が多く出ていてなかなか弊社にも応募が来ないという状況です。

企業は採用に苦戦している

求職者よりも募集が多いので、すべての会社が希望通り採用することはできません。

より良い人材を採用したいのですが、とにかく応募者が少なく選べる状況ではありません。
広告などの募集経費ばかりかかっている状況です。

良い人材を採用するため、給与をはじめとした待遇を上げる動きも活発です。

弊社も求職者に選ばれるように待遇改善の検討をしています。

応募者は就職先を選びやすい

求人倍率が1倍を超えていますので、求職者の売り手市場となっています。

転職にはとても有利なタイミングになります。

今までは「転職=失敗(後悔)する」というイメージがありましたが、売り手市場の状況では「やりたい仕事に着けた」「待遇が向上した」など成功するケースが増えています。

私も2回の転職経験者ですが、転職のたびに待遇は上がり現在の仕事はとても自分に合っていますので、転職をして良かったと心から感じています。

現状の会社や仕事に不満や違和感があれば転職するにはとても良いタイミングだと思います。

転職が特別ではなくなっている

入職率と離職率を見てみましょう

令和4年 雇用動向調査結果の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
ポイント
  • 1年間で11%の方が転職をしている(正社員)
  • 1年間で23~24%の方が転職をしている(パート)

毎年多くの方が転職をしています。

調査結果からわかるように、転職することはもはや当たり前のことであり、むしろ転職しない人のほうが少ないくらいです。

日本特有の終身雇用制度によって、これだけ転職する人が多いにも関わらず、転職することが異質なことのようなイメージを持たれている場合もありますが、全くそんなことはないのです。

むしろ、そのように考えてチャンスを潰すことのほうが危険です。

スムーズな退職方法についての解説はこちらから

転職活動を失敗する人の特徴

失敗すると大変だから転職に踏み切れない…

採用担当

採用担当の私から見て以下の2点を誤ってしまう方を見かけます。

ミスマッチ

待遇や仕事内容がミスマッチとなり入社してすぐに退職してしまう。

エントリー数がそもそも少ない

比較検討が足らず自分に合う企業に入社できず退職につながってしまう。

上記の誤りは転職活動の経験が少ない方や自己流で進めている方に多く当てはまります。

転職未経験の方でも大丈夫です!そのような失敗をしないよう転職サービスを有効活用することをお勧めします!

転職サービスには3つの種類がある

自分で会社を選んで進めたいかな

初めての転職だからプロに頼りたいな

採用担当

「自分のペースで進めたい方」と「専門家に頼りたい方」でサービスが異なります。

転職サービスを活用してなるべく有利に進めましょう。

転職サイトの種類
  • 求人サイト(ナビ)
  • 職業紹介(エージェント)
  • ダイレクトリクルーティング(スカウト)

求人サイト(ナビ)

自身で求人を検索して応募する従来からある転職サービスです。求人情報を一通りチェックできる情報量にメリットがあります。転職をするかの情報収集や判断材料にも利用できます。

主な求人サイト

サイト名特徴
リクナビNEXT業界最大手の求人数を保有する日本最大の転職サイト
マイナビ転職20代~30代に人気のある転職サイト、未経験向けの求人も充実
エン転職『取材から受けた会社の印象』『仕事の厳しさ』『向いていない人』など判断材料が豊富

求人サイトを利用するメリット

  • 誰でも気軽に利用できる
  • 自分のペースで転職活動ができる
  • 企業とのやり取りを自分でできる
  • 幅広い企業・職種の求人情報が掲載されている

転職を迷い出したらまずは転職サイトを見ますよね?
求人募集が出ている企業名や職種、待遇などを確認すると思います。

自分が応募したいときに利用できますので、検討初期段階では最適のサービスです。

私も転職を考えたときはまず求人サイトを見て夢を膨らせました。

幅広い企業の募集情報がありますので必ずチェックすべきサービスです。

後述するエージェントやスカウトは募集採用コストが高いので、利用する企業やタイミングが限定されてしまうリスクがあります。

エージェント(人材紹介)

エージェントが個別に求人の紹介や転職活動に必要な作業をサポートしてくれるサイトです。
自分自身で求人をチェックしなくても希望に沿った企業を紹介してもらえます。
初めての転職で書類の書き方や、面接が不安な人におすすめのサービスになります。

主なエージェント

エージェント名特徴
リクルートエージェント転職成功実績No.1 求人件数が多く転職するなら必須のサービス
マイナビエージェント2023年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 第1位
doda業界最大手!20代~40代まで幅広い層に人気の転職エージェント。

他にも特化型のエージェントサービスがあります。

  • ハイクラス転職(年収〇〇〇万以上)
  • 業種や業務に特化した転職サイト(エンジニア・管理職等)

転職エージェントは転職活動全般の手厚いサポートを無料で受けることができます。

転職エージェントを利用するメリット

  • 非公開求人の紹介
  • 書類作成や面接のサポート
  • 面接のスケジュール管理
  • 企業との待遇交渉

転職活動は分からない事が多くエネルギーも消費するため、ノウハウがあるエージェントにサポートしてもらうことは多くの方にメリットがあるでしょう。

私は採用業務を担当していますが、転職活動をうまくこなす方とそうではない方の差がとても大きいと感じます。
知識と経験を持った方に頼ることは成功への近道となるのでご利用をお勧めします。

ダイレクトリクルーティング(スカウト)

スカウト型は企業から誘われるタイプの就活サイトです。
積極的に求人を探さず受け身の姿勢でも効率よく転職活動を進められます。

主なダイレクトリクルーティング

特徴
リクルートダイレクトスカウト他の転職サイトには掲載されていない非公開求人を数多く保有
ビズリーチ国内最大手のスカウト型転職サイト 年収1,000万円を超える求人や外資系企業の求人も多く掲載
doda X年収800万円以上の求人に特化した転職サイト

スカウトを利用するメリット

  • 自分で求人を探さずにオファーを待つだけという使い方もできる
  • どのような企業、ポジションでオファーが来るのか、自分の市場価値を知ることができる

自身の職務経歴やスキルを元にオファーがありますのでミスマッチは起こりづらくなりますが求人情報数は限定されますので、求人サイトとの併用で能動的な活動と受動的な活動の両方ができると良いでしょう。

まとめ

採用担当

転職を考えているのであれば、行動に移すことをお勧めします。

転職を考えた時点ですでに気持ちは離れていていますので、たとえ残ったとしても会社にも自分にもメリットはありません。

後々離職を再検討する未来が待っています。

それであれば早期に転職活動を始めたほうが後々後悔は少なくなります。

目的よって利用する転職サイトが異なりますので、しっかり情報収集してより自分にあった転職サイトを利用しましょう。

転職サービスを活用してより良い会社へ転職しましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントはお気軽に!

コメントする

目次