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【社労士試験に挑戦した動機と2年間の受験体験記】おすすめ勉強法も解説しします!

就職や転職に困らない役に立つ資格はないかな?

取っておいた方がいい資格はどれかな?

社労士

限られた時間の中で選択を間違いたくはありませんね。

日本には1,000種類以上の資格・検定があり、どの資格を取得すべきか多くの方が悩んでいます。

私が社労士の資格を取得して早10年以上たちます。

それまでは何の特徴もないサラリーマンでしたが、社労士という国家資格を取得して今では労務関連の専門家として充実した日々を送っています。

これから挑戦する方に向けて資格取得以前を思い返しながら受験体験記を発信したいと思います。

資格取得から10年以上経過していますので、細かい受験テクニックではありません。
経験談としてお読みください。

目次

社労士試験に挑戦した動機

社労士に挑戦したのはなぜ?

社労士

2つの理由で私は社労士挑戦を決めました!

将来への不安

大学卒業後、転職を2回しましたが、履歴書に書けるような資格を持ち合わせてはいませんでした。
(普通自動車免許くらいです)

これからの時代、会社も労働者も先行きが見通せない時代になりつつあるのは皆さんも感じていると思います。

そこで「人と差別化できる確固たる資格を取得したい」と強く考えました。

業務との親和性が高い

3社目に入社した際、労務部に配属されました。

そこでは求人・採用、労務トラブル対応、労働保険対応などの業務を担当としてました。
業務の中には弁護士や社労士とのやり取りもあり、日常的に労務に接していました。

社労士に相談する内容はある程度固定されますので、おおよそ回答も想像できるようになりました。

そこから自分でも勉強すれば社労士になれるのではと考えたのが始まりです。

今考えると安易な発想でした。ですがスタートを切ることができたので結果的に良かったなと考えます。

社労士受験記【1年目】

社労士

スタートが大切です。お金と時間を惜しむと遠回りすることも…

まず勉強するためのロードマップを調べたところ、大きく分けると3つの種別に分かれることがわかりました。

スクロールできます
費用仕事との両立合格率
資格予備校に通学高額難しい高い
通信講座で自宅学習普通可能十分
市販のテキストで独学安価可能人による
勉強スタイルの比較

本業の仕事がありましたので、仕事との両立ができそこまでコストがかからない通信講座での受講を決めました。

早速インターネットから申し込みをして通信講座の受講を始めました。

紙のテキストと問題集、DVDでの映像+音声授業が宅急便で届いたときは「やるぞ」という気持ちになりました。

いざ勉強を始めたところ、想像を超える難しさに驚きました。

  • 意味が分からない
  • 頭に入らない

早速くじけかけましたが、すでに通信講座の費用は支払いをしています。
気を取り直してまずは全体理解に努めました。

全部で10科目がありますが、せいぜい労働基準法が多少わかる程度でその他はさっぱり理解できませんでした。

ここで1年目の私の主な勉強スタイルをご紹介します。

インプット
  • 紙のテキストは通勤の電車内で使用しました。片道1時間の電車通勤なので、そこでしっかり読み込みます。(合計2時間)
  • DVDの映像授業ですが、音声メディアに録音して夜ウォーキングをしながら耳で聞いてました。(合計1~2時間)
アウトプット

紙の問題集は自宅で着座して行いました。

試験本番1~2か月前には大手資格予備校の模擬試験も必ず受けましょう。

タイムスケジュールを含めた予行練習にもなりますし、現在の理解度(自分の立ち位置)を確認する大切な機会になります。

そのころ何周も受験範囲の勉強を繰り返し、そこそこ自信が生まれていましたが模擬試験の結果を見て再度気を引き締めました。

そして8月の第4日曜日の試験がやってきまして。

「できることはすべてやった」と思い試験に挑みましたが力不足で不合格となりました。

不合格通知を受け取ったときは惜しい・あと少しで・運が悪いなどと考えましたが、後々わかりますが圧倒的に勉強と実力が不足していましたので不合格は当然の結果でした。

8月に試験があり11月に合格発表(今は10月?)なので合否がわかるまで1か月以上期間が空きます。
しかし合格の手ごたえがありませんので不合格を意識して1週間ほど試験勉強をお休みしましたが、切り替えて次年度受験へ向けて早々に再始動しました。

私の中の1年目のMVP教材はDVDから録音した音声データでした。暇があれば耳にしていました。
講師のしゃべり方が移ってしまうほど聞いて理解も非常に進みました。

社労士

社労士の勉強が初めての方資格講座の受講を強くおすすめします

社労士受験記【2年目】

社労士

勝負の2年目です。

1年目で全体像は理解していましたので、2年目はとにかくテキストの周回に力を注ぎました。

2年目の教材を検討しましたが、新たに通信講座は契約せず市販の教材を購入して1年間勉強することにしました。

市販の教材に切り替えた理由
  • 1年ではさほど内容に変化はない
  • 変更があった場合、法改正をチェックすれば対応できると判断
  • やはりコストの差が大きい

早速書店に行きテキストと問題集、要点整理を購入しました。

なお通信講座の教材と音声データは2年目の勉強にも大いに役に立ちました。

人間の脳の仕組みを理解して、短期的・中期的・長期的にサイクルを区切って記憶の定着に勤めました。

頻繁に復習をしないと忘れてしまします。

細かく区切っての復習が必要です。

エビングハウスの忘却曲線については下記サイトにとても分かりやすく掲載されていましたのでご紹介します。

エビングハウスの忘却曲線とは 最適な復習タイミングと注意点を解説

エビングハウスの忘却曲線とは 最適な復習タイミングと注意点を解説 | ツギノジダイ (asahi.com)

とにかく基本を大切にして繰り返し学習しました。

1年目の土台がありましたので、勉強はスムーズに進み模擬試験でも良い結果が出ていたため自信をもって試験に挑むことができました。

その結果、合格を勝ち取ることができました。

私の中で2年目のMVP教材は市販の要点整理のテキストでした。
内容がまとまっていて全体理解をさらに強固にしてくれました。

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2年間の受験を終えての感想

社労士

2年間良く勉強したなと今でも思います。

達成感と安心感を得ることができました。

半分独学で受験をしましたので非効率な部分もありましたが勉強量とテキストを何周もする根気があればよい結果が生まれます。

2年間で1,000時間以上は勉強したと思います。

1年目も2年目の試験もテキストにはない内容の出題がありましたが、基礎ができていると問題なく対応できることに驚きました。

家族の理解と協力は必須です。
私も奥さんと当時1歳の長男には迷惑をかけ、今でも感謝しています。

予備校や通信講座、市販のテキストが受験勉強のツールとしてありますが、私が再挑戦するとしたら前回同様通信講座+市販のテキストで挑戦をします。

まとめ

受験期間の2年間はとても大変でしたが充実もしていました。

社労士資格を取得できただけではなく自主的に勉強した経験は自信となりとても良い経験となりました。

資格取得に挑戦して良かったとその当時の決断に満足しています。

そして今現在も労務関連の業務について資格を活用しています。

今後も資格が身を助けてくれるでしょう。

社労士資格取得を検討している方にはぜひ挑戦をお勧めします。

教材費や時間などのコストはかかりますが、得るもののほうがとても多いはずです。

自己投資には損はありませんのでぜひ前向きに検討してください。

おまけ:後から考えると社労士は時間がたくさんある大学生のうちに取得すべき資格だと思いました。

社労士として対応していること

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